ファイル一覧の注意事項
■データを特定する
大量のデータを扱う場合、よく日付時刻の書式「yyyyMMddHHmmssttt」を利用したりするのを見かけますが、これはあくまでも1つのデータが作成されるのに、0.001秒以上かかることが前提(制約)とされています
もし同じ制約下の環境で同様のデータ作成するシステムが複数あったら、これだけではユニークキーとはならないのです
複数店舗から集約される売り上げデータには、店舗番号と日付と時刻、伝票Noなどが付いて、初めてユニークになりますよね?
コンビニで買い物した時のレシートを見てください!番号だらけでしょ?w
そろそろ本気で番号が大事と気が付いてくれましたでしょうか?
■Excelでの番号の役割
Excelではフィルターをかけて、ソートや絞り込みができますよね?
ソート・・並び替えができるということは、今見えている一覧表の順番というのは、ユニークな番号(No)がなければ維持できません!
一度並び替えてしまったら、元通りにするには、再度、「一覧作成」ボタンを押下しないといけなくなりますw
番号の特性は、「ユニークなキーであること!」ですが・・
役割としては、それだけでじゃない!
「どんなに並び替えても元通りに戻すことができる!」のです!
■間違った番号
Excelの関数を使って、「=Row()」って書くことで、行番号を自動で付ける方法がありますが、これは間違っています!
これは絶対にやってはいけない番号の付け方です
間違った番号
B列でソートするとどうなるか?おわかりですね?
二度と元に戻すことはできません!
仕事で色々な一覧表を見ることがありますが、稀にこういう番号が付いたのを見ると、どこぞのCMでおなじみの『なげかわしい!』と言いたくなりますw
ま、番号が付いていない一覧表も見かけますが、もう、これは、仕事してないのと同じですねw
■まとめると
やっぱ、「番号って最も大事!」なのです!
ではでは