第06回:1段か2段か、サイズはどうする? ライフスタイル別・失敗しない選び方 [AI]
「せいろを買おう!」と決意したものの、サイズ選びで迷っていませんか?
ネットで検索すると、小さな15cmから業務用の30cm超えまで、驚くほど種類が豊富です。
大きすぎるとコンロで邪魔になり、小さすぎるとメイン料理が入らない……。
そして、「1段だけ買うか、セットの2段(身2つ+蓋1つ)を買うか」も悩みどころです。
今回は、これまでの相談経験から導き出した「迷ったらこれを選べば間違いない」という黄金ルールと、ライフスタイル別の最適解をお伝えします。
![第06回:1段か2段か、サイズはどうする? ライフスタイル別・失敗しない選び方 [AI] 1 せいろ蒸し](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/せいろ蒸し-300x171.png)
結論:迷ったら「21cmか24cm」の「2段」が正解
結論から言います。
初めての1台として、最も汎用性が高く、後悔しないスペックは以下の通りです。
- 一人暮らし〜二人暮らし(少食): 21cmの2段
- 二人暮らし(よく食べる)〜3,4人家族: 24cmの2段
なぜ「2段」が必須なのか?
「最初は1段でいいかな」と思うかもしれませんが、せいろの真価は「重ねる(スタッキング)」ことにあります。
- コンロの占有面積は同じ:
横に鍋を並べると場所を取りますが、せいろは上に重ねるので、コンロ1つで「主菜」と「副菜」が同時に作れます。 - 熱効率が良い:
下のお湯の蒸気を無駄なく使い回せるので、ガス代(電気代)もエコです。 - 温度差調理ができる:
(第12回で詳しく解説しますが)下段は強火、上段は弱火といった使い分けができます。
なぜ「21〜24cm」なのか?
このサイズ感は、「家庭にあるお皿がそのまま入るかどうか」の境界線だからです。
せいろは「内径(内側の直径)」が、外径より約2〜3cm小さくなります。
- 21cm(内径約18cm): ケーキ皿や中皿が入ります。
- 24cm(内径約21cm): 一般的なカレー皿やメインディッシュ皿が入ります。
「お皿ごと蒸す」という楽ちんテクニックを使うためには、このサイズが必要なのです。
実践:失敗しないサイズ選びのガイドライン
具体的な数字で見ていきましょう。
あなたの生活スタイルに合わせて選んでください。
サイズ別・用途の目安
【15cm〜18cm】飲茶・サブおかず用
とても可愛らしいサイズです。肉まんが1個入るくらい。
- 向いている人: テーブルの上で「焼売」や「おつまみ」をちょこっと蒸したい人。
- 注意点: メインの野菜蒸しなどをするには小さすぎます。
【21cm】一人暮らし・少人数用
取り回しが良く、収納もしやすいベストバランス。
- 向いている人: 一人暮らしのメイン用、または家族の副菜用。
- 容量: 肉まん2〜3個、茶碗蒸し2個程度。
【24cm】ファミリー・作り置き用
一番人気の万能サイズです。
- 向いている人: 2人以上で暮らしている人。たっぷり野菜を食べたい人。
- 容量: 肉まん3〜4個、茶碗蒸し3〜4個程度。スーパーで売っている「カット野菜一袋」が余裕で入ります。
【27cm以上】パーティ・大家族用
かなり大きいです。収納場所の確認が必須。
- 向いている人: 4人以上の家族、ホームパーティで「鯛の姿蒸し」などをしたい人。
- 注意点: コンロのサイズによっては、隣の鍋とぶつかる可能性があります。
購入前のチェックポイント
買うボタンを押す前に、これだけは確認してください!
- 収納場所:
直径だけでなく「高さ」も計算に入れてください。2段+蓋だと、高さ20cm以上になります。 - 鍋のサイズ:
専用鍋を買わない場合、手持ちのフライパンや鍋に乗せることになります。
「蒸し板(第7回で紹介)」を使えばサイズ調整は可能ですが、基本的には「せいろと同じか、少し大きい鍋」が必要です。
ライフスタイル提案:シーン別シミュレーション
【一人暮らし × 21cm 2段】の朝食
- 上段: 食パン(または冷凍ご飯)、ゆで卵
- 下段: キャベツ、ソーセージ、ミニトマト
これらを一度に火にかけて10分。バランスの良い朝食がワンコンロで完成します。
お皿に移さず、せいろのまま食べれば洗い物も最小限です。
【3人家族 × 24cm 2段】の夕食
- 上段: 家族分のシュウマイ(冷凍でOK)
- 下段: もやしと豚バラの重ね蒸し(たっぷり)
メインのおかずが同時に完成します。あとはご飯と味噌汁を用意すれば立派な献立に。
もし足りなければ、食べている間に「第2弾」を蒸すこともできます。
よくある質問(Q&A)
Q. 最初は1段だけ買って、後から買い足せますか?
A. はい、可能です。「身(本体)」だけでも売っています。
ただし、メーカーによって微妙にサイズや噛み合わせが違うことがあるので、買い足す時は「同じメーカーの同じサイズ」を選ぶようにしてください。
送料などを考えると、最初から「身2つ+蓋1つ」のセットを買うのが一番お得なことが多いです。
Q. 3段、4段と重ねても大丈夫ですか?
A. 一般家庭のコンロの火力だと、美味しく蒸せるのは「3段くらいまで」が限界です。
あまり高く積み上げると、最上段まで十分な蒸気が届かず、調理ムラができたり時間がかかりすぎたりします。
まとめ:まずは「2段セット」から始めよう
サイズ選びは、これからの「蒸し生活」の快適さを決める重要なステップです。
- 迷ったら21cmか24cm。
- 絶対に2段セットを買う(1段はもったいない!)。
- 収納場所の高さをチェックする。
この3つを押さえれば、失敗することはありません。
さて、せいろ本体が決まったら、次は「鍋」の問題です。
わざわざせいろ専用の鍋を買う必要があるのでしょうか?
次回は、家にあるフライパンを蒸し器に変身させる魔法のアイテム「蒸し板」について解説します!
※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。