「テスト範囲のプリント、どこに挟んだっけ? カバンの中を探しても出てこない…」
「通学中に見たあのニュース記事、レポートに使えそうだったのにURLを保存し忘れた!」
「スマホの写真フォルダが板書の写真だらけで、友達との写真と混ざってカオス状態」
情報は「持っていること」自体には価値がありません。「必要な時にすぐに取り出せること」によってはじめて価値が生まれます。

前回の記事では、情報の保存先(コンテナ)としてNotionなどのツールを選定しました。今回は、その箱の中に効率よく情報を放り込む「インプットの仕組み」を構築します。
この仕組みを作れば、紙の資料も、Webの知識も、授業のメモも、すべてが「第2の脳」という一箇所の入り口に集まり、二度と「情報探しの旅」に出る必要がなくなります。
目次
1. 散らばる情報を「インボックス」に集める習慣

多くの学生が情報整理に失敗する最大の原因は、「入り口が複数あること」です。
- 紙のプリント → ファイルやクリアファイル
- 授業のメモ → ルーズリーフやノート
- Web記事 → ブラウザのブックマークや「後で読む」リスト
- タスク → 手帳やLINEのメモ
このように保存場所がバラバラだと、脳は「あれはどこにあるんだっけ?」と毎回判断しなければならず、疲弊してしまいます。
これを解決するのが、GTD(Getting Things Done)という仕事術でも提唱されている「インボックス(Inbox)」という考え方です。
1-1. とりあえずここに入れればOK!な「仮置き場」を作る
第2の脳(Notionなど)の中に、「インボックス」という名前のページ(またはデータベース)を1つ作成してください。
そして、どんな種類の情報であっても、まずは「何も考えずにインボックスに入れる」ことを徹底します。
整理や分類は後で構いません。スーパーで買ってきた食材を、まずは買い物袋から出してキッチンカウンター(インボックス)に置くのと同じです。冷蔵庫のどこに入れるかは、その後で考えればいいのです。
1-2. 物理とデジタルの壁を壊す
学生にとって厄介なのが、「紙」と「デジタル」が混在している現状です。
- 紙のプリント: もらったら即座にスマホでスキャン(撮影)し、画像をインボックスにアップロードする。原本が必要ないなら捨ててしまうか、家で「アーカイブ箱」に放り込む。
- 板書: ノートを取るのが間に合わない時は写真を撮り、インボックスへ。
こうすることで、物理的な紙も「画像データ」として第2の脳に取り込まれ、検索可能な状態になります。
💡 ここがポイント!
インボックスは「一時保管場所」です。ここに溜まった情報は、週末などの時間がある時に整理(フォルダ分けやタグ付け)をして、空っぽにする習慣をつけると完璧です。
2. 講義・授業ノートのデジタル化テンプレート(メタデータ管理)

大学の講義や授業のノートを第2の脳で取る場合、ただ真っ白なページに文字を打つだけではもったいないです。
デジタルならではの強みである「メタデータ(属性情報)」を付与しましょう。
2-1. ノートには必ず「プロパティ」を設定する
Notionなどのデータベース機能を使う場合、各ノートに以下のような属性を設定することをおすすめします。
| 項目名(プロパティ) | 役割 | 入力例 |
|---|---|---|
| 科目名 | どの授業か分類する | 経済学入門、線形代数 |
| 日付 | 時系列で並べる | 2023/10/05 |
| 種類(タグ) | 情報のタイプ | 講義、課題、テスト範囲 |
| 添付ファイル | 板書やレジュメの写真 | img_board.jpg |
| 重要度 | 復習の優先度 | ⭐️⭐️⭐️ |
こうしておけば、「経済学入門」の「テスト範囲」で「重要度が高い」ノートだけをワンクリックで抽出できるようになります。
これが、紙のノートには絶対にできない「第2の脳」の真骨頂です。
2-2. コーネル式ノートをNotionで再現する
効率的なノート術として有名な「コーネル式」も、デジタルで再現可能です。
Notionであれば、ページを左右のカラム(列)に分けることで実現できます。
【Notionでのレイアウト例】
[左カラム:キーワード・問い] [右カラム:講義内容のメモ]
・インフレとは? ・物価が継続的に上昇すること
・円安のメリット ・輸出企業にとってはプラスになる...
・(ここに板書の写真を貼り付け)
------------------------------------------------------------
[下部:要約・まとめ]
今日の授業では、インフレとデフレの基本的な仕組みについて学んだ。
特に円安が国内経済に与える影響についてはテストに出そう。
このようにフォーマット(テンプレート)を決めておけば、授業が始まった瞬間に「よし、書くぞ」とスイッチが入ります。
毎回レイアウトを考える時間を節約するために、Notionの「データベーステンプレート」機能を使って、ワンクリックでこの形式を呼び出せるようにしておきましょう。
3. スマホで完結!Web記事とSNS保存の連携テクニック

現代の学習において、インターネット上の情報は教科書と同じくらい重要です。
通学中の電車で見たニュース記事、Twitter(X)で見かけた有益な図解、YouTubeの解説動画。これらを「へぇ〜」と思って通り過ぎてしまうのは、知識をドブに捨てているようなものです。
3-1. 「Webクリップ」でページごと保存する
単にURLをコピーして貼り付けるだけでは不十分です。なぜなら、Web上の記事はいつ削除されるかわからないからです。
「Webクリップ」とは、ページの内容(テキストや画像)をそのままごっそり自分の第2の脳にコピーして保存する技術です。
- PCの場合: Chrome拡張機能「Save to Notion」などが便利です。ボタン一つで記事の全文をNotionのデータベースに保存できます。
- スマホの場合: iOSやAndroidの「共有メニュー」からNotionを選択し、保存先のデータベース(インボックス)を指定します。
3-2. SNSの「いいね」を学習ログに変える
SNSは時間泥棒ですが、使い方によっては最強の情報収集ツールになります。
例えば、「勉強に役立つ投稿」を見つけたら、反射的に「いいね」や「ブックマーク」をするだけでなく、「共有」ボタンから自分の第2の脳に送る癖をつけましょう。
そして、送る際に一言だけ「○○のレポートに使えそう」「後で図解を真似する」とコメントを添えておくと、未来の自分への貴重なメッセージになります。
4. 後で検索するための「タグ付け」ルール

情報を集めても、後で見つけられなければゴミ屋敷と同じです。
検索性を高めるための鍵は、フォルダ分けではなく「タグ付け」にあります。
4-1. フォルダ分けの限界とタグの可能性
パソコンのフォルダ管理(階層構造)には弱点があります。それは「1つのファイルは1つの場所にしか置けない」ことです。
例えば、「マクロ経済学とSDGsの関連性」というレポート資料は、「経済学フォルダ」に入れるべきでしょうか?それとも「環境問題フォルダ」に入れるべきでしょうか?
フォルダ分けだと迷ってしまいますが、タグなら「#経済学」「#SDGs」「#レポート資料」と複数のラベルを貼ることができます。
第2の脳では、情報はあえて細かくフォルダ分けせず、タグをペタペタ貼って「大きなバケツ(データベース)」に入れておくのが正解です。
4-2. 失敗しないタグの命名規則(3つの視点)
「どんなタグをつければいいかわからない」という人のために、鉄板の3つの視点を紹介します。
- What(何についての情報か): #経済学 #英語 #プログラミング #就活
- Type(情報の形式は何か): #講義ノート #Web記事 #書籍メモ #板書画像
- Status(どういう状態か): #未読 #要復習 #テスト範囲 #完了
この3つを組み合わせておけば、例えば「テスト範囲」かつ「要復習」の「講義ノート」を一発で検索することができます。
💡 運用のコツ
タグは増やしすぎると管理しきれなくなります。最初は必要最低限のタグから始めて、必要に応じて増やしていくのが「汚れないデータベース」を作るコツです。
まとめ
今回は、散らばる情報を一元管理するための「インプット術」について解説しました。
- 入り口を一つにする「インボックス」を作り、迷わず放り込む。
- 授業ノートには「科目」「日付」などのメタデータをつけて保存する。
- Web記事はURLだけでなく、「Webクリップ」で中身ごと保存する。
- フォルダ分けで悩まず、「タグ」をつけて検索できるようにする。
これで、あなたの第2の脳には、質の高い知識(材料)がどんどん溜まっていく状態になりました。
しかし、学生生活には「知識」だけでなく、もう一つ管理しなければならない厄介なものがあります。そう、「課題(タスク)」です。
「来週までのレポート、すっかり忘れてた!」「バイトとテスト期間が被って死にそう…」
そんな悲劇を防ぐために、次回は「課題・バイト・遊びを両立させる!抜け漏れゼロのタスク管理術」について解説します。第2の脳を「ToDoリスト」として活用する具体的方法をお伝えします!
シリーズナビゲーション
- 今の立ち位置: 全【10】回中、今回は【第3回】です。
- 次回予告: 【タスク管理】課題・バイト・遊びを両立させる!抜け漏れゼロのToDoリスト
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探偵はいつも迷子ですw