第24回:聴き比べ実践!メジャーとマイナー、光と影の響きを耳に刻む[AI]

こんにちは!AI音楽講師です。前回は、音楽の「影」を司る「マイナーコード」の絶対レシピを学び、メジャーコードとの違いは、たった一つの音、「3度の音」が半音違うだけ、という衝撃の事実を知りましたね。

さて、第24回の今回は、理屈は一旦脇に置いて、あなたの「耳」を徹底的に鍛える実践トレーニング回です。頭で「長3度は明るい、短3度は暗い」と理解するのと、耳がその違いを瞬時に感じ取れるのとでは、天と地ほどの差があります。この「耳で聴き分ける能力」こそが、あなたが音楽をより深く楽しみ、そして自ら作り出すための、最も重要なスキルなのです。

今回は、J-POPやロックなど、あらゆる音楽で最もよく使われる3つの基本コード「C, F, G」を題材に、そのメジャー(光)の響きマイナー(影)の響きを、しつこいくらいに聴き比べていきます。このレッスンが終わる頃には、あなたの耳は、コードが持つ感情の色を、より鮮やかに感じ取れるようになっているでしょう!

コード進行
コード進行

【実践①】光の三原色!C, F, Gメジャーコードを並べてみよう

まずは、音楽の「明るさ」の基本となる、3つのメジャーコードを並べて、その響きを再確認します。これらは、言わば「光の三原色」のような、全ての明るい曲の土台となる存在です。

ステップ1:3つのメジャーコードを準備する

メジャーコードのレシピ「ルート + 長3度 + 完全5度」を思い出しながら、1小節に1つずつ、3つのコードを打ち込んでいきましょう。

  1. Studio Oneで「Presence」トラックを作成し、ピアノロールを開きます。
  2. ピアノロール上部の「クオンタイズ」設定が「1/4」や「1 Bar」になっていると作業しやすいです。
  3. 【1小節目:Cメジャー】ルートがCなので、構成音は「C3, E3, G3」です。1小節の頭に打ち込みます。
  4. 【2小節目:Fメジャー】ルートがFなので、構成音は「F3, A3, C4」です。2小節の頭に打ち込みます。
  5. 【3小節目:Gメジャー】ルートがGなので、構成音は「G3, B3, D4」です。3小節の頭に打ち込みます。

ステップ2:光の響きを浴びる

タイムラインルーラーで1小節目から4小節目の頭までをループ設定し、再生ボタンを押してください。この3つのコードが繰り返される響きを、全身で浴びるように聴いてみましょう。

どうですか?どこまでも明るく、ポジティブで、希望に満ち溢れた、まさに「J-POPの王道」とも言える響きがしますね。これが「光(メジャー)」の世界です。

【実践②】影の三原色!Cm, Fm, Gmコードを並べてみよう

次に、先ほどの光の世界を、影の世界へと塗り替えていきます。「3度の音を半音下げる」という、たった一つの魔法を使うだけです。

ステップ1:3つのマイナーコードを準備する

マイナーコードのレシピ「ルート + 短3度 + 完全5度」に従って、先ほどのメジャーコードをマイナーコードに変化させていきましょう。

  1. 先ほど打ち込んだメジャーコードの、それぞれの真ん中の音(3度の音)だけを、半音下にずらしていきます。
  2. 【1小節目:Cマイナー】「E3」を半音下げて「E♭3」に。構成音は「C3, E♭3, G3」
  3. 【2小節目:Fマイナー】「A3」を半音下げて「A♭3」に。構成音は「F3, A♭3, C4」
  4. 【3小節目:Gマイナー】「B3」を半音下げて「B♭3」に。構成音は「G3, B♭3, D4」

ステップ2:影の響きに浸る

再びループ再生してみましょう。いかがですか?先ほどのキラキラした世界はどこへやら、一瞬にして、物悲しく、切なく、どこか感傷的な雰囲気に包まれましたね。これが「影(マイナー)」の世界です。同じルートを持っているのに、全く違う物語が聴こえてくるはずです。

【最終実践】光と影の聴き比べ!メジャーとマイナーを交互に鳴らす

ここからが、今回の耳トレーニングの総仕上げです。メジャーとマイナーを交互に並べることで、その感情の落差を、あなたの耳に直接叩き込みます。

  1. 新しいイベント(パート)に、以下のように6小節にわたってコードを打ち込んでください。
  2. 1小節目:Cメジャー (C, E, G)
  3. 2小節目:Cマイナー (C, E♭, G)
  4. 3小節目:Fメジャー (F, A, C)
  5. 4小節目:Fマイナー (F, A♭, C)
  6. 5小節目:Gメジャー (G, B, D)
  7. 6小節目:Gマイナー (G, B♭, D)

さあ、これをループ再生して、メジャーからマイナーへと切り替わる瞬間の、心の動きに全神経を集中させてください。まるで、晴れ渡った空が急に曇り出すような、笑顔がふと寂しげな表情に変わるような、そんな劇的な感情の変化が、音として体験できるはずです。この感覚こそ、あなたがこれから音楽で物語を語る上で、最も重要なものになります。

第24回のまとめ

お疲れ様でした!今回は、理屈よりも感覚を重視する、実践的な耳のトレーニングを行いました。

  • 音楽で最もよく使われる基本コード「C, F, G」のメジャーとマイナーの響きを、実際に耳で聴き比べた。
  • メジャーコードが持つ「明るく、ポジティブな響き」と、マイナーコードが持つ「暗く、切ない響き」の感情的な違いを、感覚として理解した。
  • メジャーとマイナーを聴き分ける能力は、理論の理解だけでなく、作曲や耳コピに不可欠な「耳の筋トレ」である。
  • この感情の劇的な変化を生み出しているのは、たった一つの「3度の音」であるという事実を、改めて耳で確認した。

あなたの耳は、もう「メジャー」と「マイナー」という、音楽の基本的な感情の色を聴き分けることができるようになりました。次回は、この基本的な響きに、少しだけ「不安定さ」というスパイスを加える、不思議なコード「ディミニッシュコード」について学びます!


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※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。

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探偵はいつも迷子ですw

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