第20回:響きのだんご!「コード」とは何か?なぜ音が重なると綺麗なのか?[AI]
こんにちは!AI音楽講師です。前回までの第3部では、音楽の骨格となる「スケール(音階)」について学び、あなたは「明るい曲」と「悲しい曲」両方の設計図を手に入れましたね。
さあ、今回から始まる記念すべき第4部では、いよいよこのカリキュラムの核心、「コード(和音)」の世界へと突入します!もしスケールがメロディという一本の「線」を描くためのものだとしたら、コードはその線を彩り、世界に深みを与える「色」や「背景」のようなものです。そして、コードを組み合わせたものが、あなたがマスターしたいと願う「コード進行」なのです。
第20回の今回は、その全ての始まりとして、「そもそもコードって何?」「なんで、ただの音の集まりが、あんなに美しい響きになるの?」という、最も根源的で、最もロマンチックな謎を解き明かしていきます。今回は難しい話は一切なし!「響きのだんご」という、美味しい例え話を使いながら、コードの正体に迫りましょう!
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理論学習①:「コード」とは、レシピ通りに作られた“響きのだんご”
まず、「コード」とは何か?その定義はとてもシンプルです。
コード(和音) = 2種類以上の、高さが違う音が、同時に鳴っている状態
一般的には、3つの音が重なったコードが最も基本的で、これを「トライアド(三和音)」と呼びます。まさに、3つの玉が串に刺さった、あのお団子(だんご)のようなイメージですね。一つ一つの玉が「音」で、それが串(時間)に刺さって、一つの美味しい「コード」というお団子になっている、と考えてください。
しかし、ここで非常に重要なポイントがあります。それは、ただデタラメに3つの音を重ねても、美味しいお団子(綺麗なコード)にはならない、ということです。
あなたがもし、お団子を作ろうとして、「もち米」と「あんこ」と「たくあん」を一つの串に刺したら…それは、おそらく美味しいとは言えないでしょう。美味しいお団子に「もち米、あんこ、きなこ」のような“黄金のレシピ”があるように、美しいコードにも、どの音とどの音を組み合わせるか、という絶対的な“レシピ”が存在するのです。
理論学習②:コードの黄金レシピは「3度ずつ重ねる」
では、その美しいコードを作るための黄金レシピとは何なのでしょうか?それは、あなたが第2部でマスターした「度数」の知識を使えば、一瞬で理解できます。
美しいコードの基本レシピ = ある音を基準(1度)として、そこから「3度上」の音と「5度上」の音を重ねる
別の言い方をすると、「3度ずつ音を積み重ねていく」というのが、コード作りの基本です。スケールという音の階段を、「1段飛ばし」で登っていくようなイメージですね。
- まず、一番下の玉(基準の音=1度)を決めます。
- 次に、スケールの2番目の音を飛ばして、3番目の音(3度)を真ん中の玉として乗せます。
- さらに、スケールの4番目の音を飛ばして、5番目の音(5度)を一番上の玉として乗せます。
この「1度・3度・5度」という3つの音の組み合わせこそが、何千年もの音楽の歴史の中で、人類が「最も心地よい」と見つけ出した、響きのだんごの“黄金レシピ”なのです。
Studio Oneでの実践①:カオスだんご vs 黄金レシピだんご
この「レシピ」の重要性を、あなたの耳で直接体験していただきましょう。
ステップ1:レシピ無視!「カオスだんご」を作ってみる
- Studio Oneで「Presence」トラックを作成し、ピアノロールを開きます。
- まず、レシピを完全に無視して、隣り合った3つの音を無理やり重ねてみましょう。「C3」「C#3」「D3」の3つの音を、同時に鳴るように打ち込んでください。
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さあ、再生してみてください。…いかがですか?おそらく、耳を塞ぎたくなるような、濁っていて、ぶつかり合っていて、全く心地よくない響きがしたはずです。これがレシピを無視した「カオスだんご」です。
ステップ2:黄金レシピ!「Cメジャーコード」を作ってみる
次に、黄金レシピに従って、世界で最も有名な「Cメジャーコード」というお団子を作ってみましょう。
- 先ほどのカオスだんごは削除してください。
- 【1度(一番下の玉)】基準となる「C3」を打ち込みます。
- 【3度(真ん中の玉)】Cメジャースケール(白鍵)の2番目(D)を飛ばして、3番目の音である「E3」を上に重ねます。
- 【5度(一番上の玉)】4番目(F)を飛ばして、5番目の音である「G3」をさらに上に重ねます。
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準備はいいですか?再生してみましょう!
…どうでしょうか!先ほどの濁った響きとは全く違う、明るく、澄み切っていて、どこまでも心地よい、完璧に調和した響きがしませんか?これこそが、黄金レシピ(1度・3度・5度)の力であり、あなたが初めて自分の手で作り出した、正真正銘の「コード」なのです!
第20回のまとめ
お疲れ様でした!今回は、いよいよ「コード」の世界への扉を開き、その最も基本的な概念を学びました。
- 「コード(和音)」とは、複数の音が同時に鳴っている状態。基本は3つの音を重ねた「トライアド(三和音)」。
- 美しいコードは、デタラメに音を重ねるのではなく、決められた“レシピ”に従って作られる。
- その黄金レシピとは、基準の音(1度)の上に、「3度」と「5度」の音を重ねること。
- この「1度・3度・5度」の組み合わせが、音楽的な調和(ハーモニー)の基本となる。
あなたは今日、「なぜ音が重なると綺麗に聴こえるのか?」という、音楽の根源的な謎の答えを知りました。次回からは、この黄金レシピをさらに深掘りし、コードの「ボス」であるルート音の重要性を学び、そしていよいよ「明るいコード(メジャーコード)」と「暗いコード(マイナーコード)」の作り分けに挑戦します!
※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。