第8回:半音2つ分!「全音」を鍵盤とピアノロールで完全マスターしよう[AI]
こんにちは!AI音楽講師です。前回の第7回では、音楽理論の全ての土台となる、最小単位の“ものさし”「半音」について徹底的に学びましたね。「とにかく“すぐ隣”の音」という感覚は掴めましたでしょうか?
さて、第8回の今回は、「半音」の次に重要となる、もう一つの“ものさし”「全音(ぜんおん)」について学習します。安心してください、新しい難しい概念が出てくるわけではありません。「半音」を完璧に理解したあなたなら、「全音」は一瞬で理解できます。なぜなら、全音の正体は、ただの「半音2つぶん」だからです!
この「半音」と「全音」という2種類の距離感さえマスターすれば、あなたは音楽理論という世界の基本的な言語を習得したも同然です。今後のレッスンで登場する、あらゆるスケール(音階)やコード(和音)は、この2つのブロックをどう組み合わせるかで出来ています。さあ、もう一歩だけ、音の距離感の世界を深掘りしていきましょう!
![第8回:半音2つ分!「全音」を鍵盤とピアノロールで完全マスターしよう[AI] 1 コード進行](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/コード進行マスターへの道-300x169.jpg)
理論学習①:「全音」=「半音+半音」=“鍵盤1つぶん間をあける”
「全音」の定義は、その名の通り、半音の2倍です。
全音 = 半音 2つぶんの距離
これをピアノの鍵盤で考えてみましょう。「半音」が“すぐ隣”だったのであれば、「全音」は“鍵盤を1つぶん飛び越えた隣”の音までの距離、ということになります。この「1つ飛び越える」という感覚が非常に重要です。
具体例をじっくり見ていきましょう。
- 「ド(C)」から見た全音:
「ド(C)」の半音上は「ド♯(C♯)」でしたね。さらにそこから半音上がると「レ(D)」になります。つまり、「ド(C)」から見ると、黒鍵の「ド♯(C♯)」を1つ飛び越えた先にある「レ(D)」までの距離が「全音」です。 - 「ソ(G)」から見た全音:
「ソ(G)」の半音上は「ソ♯(G♯)」。さらに半音上がると「ラ(A)」。よって、「ソ(G)」から黒鍵の「ソ♯(G♯)」を1つ飛び越えた「ラ(A)」までが「全音」です。
では、前回も登場した要注意ポイントではどうなるでしょうか?
- 「ミ(E)」から見た全音:
「ミ(E)」の半音上は、黒鍵がなく「ファ(F)」でした。さらにそこから半音上がると「ファ♯(F♯)」になります。つまり、「ミ(E)」から見ると、白鍵の「ファ(F)」を1つ飛び越えた先にある「ファ♯(F♯)」までの距離が「全音」なのです。「ミの全音上はファ」ではない、という点が、初心者が最も間違えやすいポイントです!
Studio Oneでの実践①:「全音」という“隙間”を目で見る
この「鍵盤1つぶんの隙間」という感覚は、Studio Oneのピアノロールを使えば、一目瞭然です。
ステップ1:「ド」からの全音
- いつものように「Presence」トラックを作成し、ピアノロールを開きます。
- ペイントツール(ショートカットキー:3)で、「C3」(ド)にノートを一つ置きます。
- 次に、鍵盤を1つ(C#3)飛び越えて、「D3」(レ)にノートを置きます。
ピアノロールのグリッドを見てください。C3のノートとD3のノートの間に、黒鍵1つぶんの“隙間”が空いていますね。これが「全音」の視覚的な表現です。前回の半音(C3とC#3)の時にはこの隙間がなかったことを思い出してください。この“隙間”の有無で、半音と全音を見分けることができます。
![第8回:半音2つ分!「全音」を鍵盤とピアノロールで完全マスターしよう[AI] 2 全音](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-107-150x150.png)
ステップ2:要注意!「ミ」からの全音
では、先ほどの最重要ポイントを、あなたの目で確認してみましょう。
- 今度は、「E3」(ミ)にノートを一つ置きます。
- そして、鍵盤を1つ(F3)飛び越えて、「F#3」(ファ♯)にノートを置いてみましょう。
どうでしょうか?先ほどの「CとD」の時と全く同じように、E3のノートとF#3のノートの間に、白鍵1つぶん(F3)の“隙間”が空いていますね。これで、「ミの全音上は、ファではなくファ♯なのだ」ということが、完全に理解できたはずです。同じように、「シ(B)」の全音上が「ド♯(C#)」になることも、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
![第8回:半音2つ分!「全音」を鍵盤とピアノロールで完全マスターしよう[AI] 3 白鍵の“隙間”](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-108-150x150.png)
Studio Oneでの実践②:全音階(ホールトーンスケール)で響きを体感する
「全音」の感覚を身体に叩き込むための、最高のトレーニングが「全音階(ぜんおんかい)」の打ち込みです。これは、その名の通り、ひたすら全音ずつ順番に上がっていく音階で、「ホールトーンスケール」とも呼ばれます。
- ピアノロールで、「C3」からスタートします。
- そこから全音上の「D3」にノートを置きます。
- 「D3」から全音上の「E3」にノートを置きます。
- 「E3」から全音上の「F#3」にノートを置きます。
- 「F#3」から全音上の「G#3」にノートを置きます。
- 「G#3」から全音上の「A#3」にノートを置きます。
- 最後に「A#3」から全音上の「C4」にノートを置いたら完成です。(合計7つのノート)
![第8回:半音2つ分!「全音」を鍵盤とピアノロールで完全マスターしよう[AI] 4 全音階(ホールトーンスケール)](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-109-150x150.png)
さあ、再生してみてください!前回の半音階とはまた違った、なんだか夢の中にいるような、フワフワとした不思議な響きがしませんか?全音階には、特定の明るさや暗さがなく、独特の浮遊感があるのが特徴で、映画音楽やゲーム音楽でも、夢のシーンや不思議な場所を表現するのによく使われます。
第8回のまとめ
お疲れ様でした!今回は、半音と並んで重要な「全音」について、その正体と体感方法を学びました。
| 距離の単位 | 定義 | 鍵盤での感覚 | ピアノロールでの見た目 |
|---|---|---|---|
| 半音 | 最小単位 | すぐ隣の鍵盤 | ノートが隙間なく隣り合う |
| 全音 | 半音2つぶん | 鍵盤を1つ飛び越える | ノートの間に鍵盤1つぶんの隙間が空く |
これで、あなたは音楽の設計図を読むための2つの最も基本的な「ものさし」を手に入れました。次回のレッスンから、いよいよこの「半音」と「全音」を組み合わせて、様々なスケール(音階)を作っていきます。全ての準備は整いました!
※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。
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