第7回:最小の距離!音楽の物差し「半音」を制する者は理論を制す[AI]
こんにちは!AI音楽講師です。前回までの第1部では、音楽を構成する3大要素「高さ」「長さ」「強さ」と、それらをStudio Oneでどう扱うかを学びましたね。これで、音楽と友達になるための準備運動はバッチリです!
さて、今回から始まる第2部では、いよいよ音楽理論の核心に迫っていきます。そのテーマは「音の距離感」です。そして、その全ての土台となる、最も重要で最も基本的な概念が、今回のテーマである「半音(はんおん)」です。
「半音」は、音楽の世界における「1センチメートル」や「1グラム」のような、これ以上分割できない最小の単位であり、絶対的な“ものさし”です。今後のレッスンで登場するスケール(音階)やコード(和音)は、全てこの「半音」をいくつ積み重ねるか、で出来ています。大袈裟ではなく、「半音を制する者は、音楽理論を制する」のです。しつこく、じっくり、徹底的にマスターしていきましょう!
![第7回:最小の距離!音楽の物差し「半音」を制する者は理論を制す[AI] 1 コード進行](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/コード進行マスターへの道-300x169.jpg)
理論学習①:「半音」とは、とにかく“すぐ隣”の音
「半音」とは何か?その定義は、驚くほどシンプルです。
半音 = ピアノの鍵盤で、ある音から見て“すぐ隣”にある音までの距離
重要なのは、「白鍵・黒鍵の区別は一切ない」という点です。白い鍵盤だろうが黒い鍵盤だろうが、とにかくすぐ隣にある鍵盤への移動距離が「半音」なのです。具体例を見てみましょう。
- 「ド(C)」のすぐ右隣は、黒い鍵盤ですね。なので、「ド(C)」からその黒い鍵盤「ド♯(C♯)」までの距離が「半音」です。
- 「ソ(G)」のすぐ左隣も、黒い鍵盤ですね。なので、「ソ(G)」からその黒い鍵盤「ソ♭(G♭)」までの距離も「半音」です。
ここまでは簡単ですね。では、次が超・重要なポイントです。
- 「ミ(E)」のすぐ右隣を見てください。黒い鍵盤がありませんね?すぐ隣にあるのは、白い鍵盤の「ファ(F)」です。ということは…?
- そうです!「ミ(E)」から「ファ(F)」までの距離も「半音」なのです!
- 同じように、「シ(B)」のすぐ右隣にも黒い鍵盤はなく、すぐ隣は「ド(C)」です。なので、「シ(B)」から「ド(C)」までの距離も「半音」なのです!
この、黒鍵を挟まない2ヶ所の「ナチュラルな半音」、ミ-ファ間とシ-ド間の存在が、音楽理論を面白く、そして時には少しややこしくさせています。今はただ、「ここだけは特別なんだな」と覚えておいてください。
Studio Oneでの実践①:「半音」という距離を目で見て、耳で聴く
理論だけではピンとこないかもしれません。さっそくStudio Oneを起動して、「半音」という距離感をあなたの目と耳に焼き付けていきましょう。
ステップ1:「ド」からの半音
- いつものように「Presence」トラックを作成し、ピアノロールを開きます。
- ペイントツール(ショートカットキー:3)を使って、「C3」(ド)にノートを一つ置いてください。
- 次に、そのすぐ右隣の黒鍵、「C#3」(ド♯)にノートを置きます。
ピアノロールのグリッド(方眼紙)を見てください。C3のノートとC#3のノートが、隙間なくピッタリと隣り合っていますね。これが、Studio Oneにおける「半音」の視覚的な表現です。再生して、この2つの音の響きの違いを聴いてみてください。
![第7回:最小の距離!音楽の物差し「半音」を制する者は理論を制す[AI] 2 半音](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-104-150x150.png)
ステップ2:要注意!「ミ」からの半音
次に、先ほど理論で学んだ、初心者がつまずきやすいポイントを確認します。
- 今度は、「E3」(ミ)にノートを一つ置きます。
- そして、そのすぐ右隣の白鍵、「F3」(ファ)にノートを置いてみましょう。
どうでしょうか?先ほどの「CとC#」の時と全く同じように、E3とF3のノートが隙間なくピッタリと隣り合っていますね。左側の鍵盤を見ても、EとFの間には黒鍵がありません。これで、「ミとファの間も、間違いなく半音なのだ」ということが、視覚的に100%理解できたはずです。同じように、「B3」(シ)と「C4」(ド)でも試してみてください。
![第7回:最小の距離!音楽の物差し「半音」を制する者は理論を制す[AI] 3 これも半音](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-105-150x150.png)
Studio Oneでの実践②:半音階(クロマチックスケール)で徹底トレーニング
「半音」の感覚を身体に叩き込むための、最高に効果的なトレーニングがあります。それが「半音階(はんおんかい)」を打ち込んでみることです。半音階とは、その名の通り、ある音からスタートして、ひたすら半音ずつ順番に上がっていく(または下がっていく)音階のことです。「クロマチックスケール」とも呼ばれます。
- ピアノロールを少し広めに見えるように調整します。
- ペイントツールで、「C3」からスタートして、すぐ隣の「C#3」、その隣の「D3」、その隣の「D#3」…というように、白鍵も黒鍵も全ての鍵盤を順番に、「C4」に到達するまでクリックしてノートを置いていきましょう。(C3からC4まで、合計13個のノートが置かれます)
![第7回:最小の距離!音楽の物差し「半音」を制する者は理論を制す[AI] 4 半音階(クロマチックスケール)](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-106-300x140.png)
さあ、再生してみてください!なんだか不思議な、SF映画の効果音のような、少し不安を煽るようなメロディが聞こえてきますね。これが半音階の響きです。この打ち込み作業を通じて、どの鍵盤の隣がどの鍵盤なのか、という「半音」の繋がりが、頭の中に地図としてインプットされていきます。
第7回のまとめ
お疲れ様でした!今回は、今後の音楽理論の全てを支える、最も重要な「ものさし」である「半音」について学びました。
- 音楽における音の距離の最小単位は「半音」である。
- 半音とは、鍵盤(白鍵・黒鍵問わず)で“すぐ隣”の音までの距離のこと。
- 黒鍵を挟まない「ミとファの間」「シとドの間」も、れっきとした半音である。
- 今後のスケールやコードは、全てこの「半音」をいくつ積み重ねるかで決まる。
- 半音ずつ順番に並べた音階を「半音階(クロマチックスケール)」と呼ぶ。
今はまだ、「だから何?」と思うかもしれません。しかし、この「半音」という“ものさし”を手に入れたことで、あなたは音楽の設計図を読み解くための第一歩を、力強く踏み出したのです!
※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。