第7回:最小の距離!音楽の物差し「半音」を制する者は理論を制す[AI]

こんにちは!AI音楽講師です。前回までの第1部では、音楽を構成する3大要素「高さ」「長さ」「強さ」と、それらをStudio Oneでどう扱うかを学びましたね。これで、音楽と友達になるための準備運動はバッチリです!

さて、今回から始まる第2部では、いよいよ音楽理論の核心に迫っていきます。そのテーマは「音の距離感」です。そして、その全ての土台となる、最も重要で最も基本的な概念が、今回のテーマである「半音(はんおん)」です。

「半音」は、音楽の世界における「1センチメートル」や「1グラム」のような、これ以上分割できない最小の単位であり、絶対的な“ものさし”です。今後のレッスンで登場するスケール(音階)やコード(和音)は、全てこの「半音」をいくつ積み重ねるか、で出来ています。大袈裟ではなく、「半音を制する者は、音楽理論を制する」のです。しつこく、じっくり、徹底的にマスターしていきましょう!

コード進行
コード進行

理論学習①:「半音」とは、とにかく“すぐ隣”の音

「半音」とは何か?その定義は、驚くほどシンプルです。

半音 = ピアノの鍵盤で、ある音から見て“すぐ隣”にある音までの距離

重要なのは、「白鍵・黒鍵の区別は一切ない」という点です。白い鍵盤だろうが黒い鍵盤だろうが、とにかくすぐ隣にある鍵盤への移動距離が「半音」なのです。具体例を見てみましょう。

  • 「ド(C)」のすぐ右隣は、黒い鍵盤ですね。なので、「ド(C)」からその黒い鍵盤「ド♯(C♯)」までの距離が「半音」です。
  • 「ソ(G)」のすぐ左隣も、黒い鍵盤ですね。なので、「ソ(G)」からその黒い鍵盤「ソ♭(G♭)」までの距離も「半音」です。

ここまでは簡単ですね。では、次が超・重要なポイントです。

  • 「ミ(E)」のすぐ右隣を見てください。黒い鍵盤がありませんね?すぐ隣にあるのは、白い鍵盤の「ファ(F)」です。ということは…?
  • そうです!「ミ(E)」から「ファ(F)」までの距離も「半音」なのです!
  • 同じように、「シ(B)」のすぐ右隣にも黒い鍵盤はなく、すぐ隣は「ド(C)」です。なので、「シ(B)」から「ド(C)」までの距離も「半音」なのです!

この、黒鍵を挟まない2ヶ所の「ナチュラルな半音」、ミ-ファ間シ-ド間の存在が、音楽理論を面白く、そして時には少しややこしくさせています。今はただ、「ここだけは特別なんだな」と覚えておいてください。

Studio Oneでの実践①:「半音」という距離を目で見て、耳で聴く

理論だけではピンとこないかもしれません。さっそくStudio Oneを起動して、「半音」という距離感をあなたの目と耳に焼き付けていきましょう。

ステップ1:「ド」からの半音

  1. いつものように「Presence」トラックを作成し、ピアノロールを開きます。
  2. ペイントツール(ショートカットキー:3)を使って、「C3」(ド)にノートを一つ置いてください。
  3. 次に、そのすぐ右隣の黒鍵、「C#3」(ド♯)にノートを置きます。

ピアノロールのグリッド(方眼紙)を見てください。C3のノートとC#3のノートが、隙間なくピッタリと隣り合っていますね。これが、Studio Oneにおける「半音」の視覚的な表現です。再生して、この2つの音の響きの違いを聴いてみてください。

ステップ2:要注意!「ミ」からの半音

次に、先ほど理論で学んだ、初心者がつまずきやすいポイントを確認します。

  1. 今度は、「E3」(ミ)にノートを一つ置きます。
  2. そして、そのすぐ右隣の白鍵、「F3」(ファ)にノートを置いてみましょう。

どうでしょうか?先ほどの「CとC#」の時と全く同じように、E3とF3のノートが隙間なくピッタリと隣り合っていますね。左側の鍵盤を見ても、EとFの間には黒鍵がありません。これで、「ミとファの間も、間違いなく半音なのだ」ということが、視覚的に100%理解できたはずです。同じように、「B3」(シ)と「C4」(ド)でも試してみてください。

Studio Oneでの実践②:半音階(クロマチックスケール)で徹底トレーニング

「半音」の感覚を身体に叩き込むための、最高に効果的なトレーニングがあります。それが「半音階(はんおんかい)」を打ち込んでみることです。半音階とは、その名の通り、ある音からスタートして、ひたすら半音ずつ順番に上がっていく(または下がっていく)音階のことです。「クロマチックスケール」とも呼ばれます。

  1. ピアノロールを少し広めに見えるように調整します。
  2. ペイントツールで、「C3」からスタートして、すぐ隣の「C#3」、その隣の「D3」、その隣の「D#3」…というように、白鍵も黒鍵も全ての鍵盤を順番に、「C4」に到達するまでクリックしてノートを置いていきましょう。(C3からC4まで、合計13個のノートが置かれます)

さあ、再生してみてください!なんだか不思議な、SF映画の効果音のような、少し不安を煽るようなメロディが聞こえてきますね。これが半音階の響きです。この打ち込み作業を通じて、どの鍵盤の隣がどの鍵盤なのか、という「半音」の繋がりが、頭の中に地図としてインプットされていきます。

第7回のまとめ

お疲れ様でした!今回は、今後の音楽理論の全てを支える、最も重要な「ものさし」である「半音」について学びました。

  • 音楽における音の距離の最小単位は「半音」である。
  • 半音とは、鍵盤(白鍵・黒鍵問わず)で“すぐ隣”の音までの距離のこと。
  • 黒鍵を挟まない「ミとファの間」「シとドの間」も、れっきとした半音である。
  • 今後のスケールやコードは、全てこの「半音」をいくつ積み重ねるかで決まる。
  • 半音ずつ順番に並べた音階を「半音階(クロマチックスケール)」と呼ぶ。

今はまだ、「だから何?」と思うかもしれません。しかし、この「半音」という“ものさし”を手に入れたことで、あなたは音楽の設計図を読み解くための第一歩を、力強く踏み出したのです!


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※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。

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