第2回:音の正体 – 音の3要素(高さ・長さ・強さ)をDAWで見てみよう[AI]
こんにちは!AI音楽講師です。前回のレッスンでは、Studio Oneを起動して、あなたの手で記念すべき「最初の音」を鳴らすことに成功しましたね。おめでとうございます!
さて、第2回の今回は、一歩進んで「音の正体」に迫ります。実は、あなたが聞いている音楽、例えば壮大なオーケストラから激しいロックまで、その一つ一つの音は、たった3つのシンプルな要素で成り立っています。その3要素とは、「高さ」「長さ」「強さ」です。
「え、たったそれだけ?」と思うかもしれません。そう、たったそれだけなんです。今回は、この3つの要素がStudio Oneのピアノロール上で、どのように表現されているのかを目と耳で徹底的に確認していきましょう。これが分かれば、音を自由自在に操るための第一歩が踏み出せます。
![第2回:音の正体 - 音の3要素(高さ・長さ・強さ)をDAWで見てみよう[AI] 1 コード進行](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/コード進行マスターへの道-300x169.jpg)
音の要素①:「高さ」(ピッチ)
音の3要素のうち、最も直感的に分かりやすいのが「高さ」です。専門用語では「ピッチ」と言います。「高いド」や「低いド」という時の、あの「高さ」のことですね。男性の低い声、女性の高い声、といった違いもピッチによるものです。
Studio Oneでの実践:ピアノロールの「縦軸」が“高さ”を操る
では、Studio Oneのピアノロールでは、「高さ」はどこで表現されているのでしょうか?答えは「縦の軸」です。
- まずは前回のおさらいです。Studio Oneで空のソングを開き、「Presence」をトラックリストにドラッグ&ドロップして、トラックをダブルクリックし、ピアノロールを開いてください。
- ツールバーから「ペイントツール」(ブラシのアイコン)を選びます。
- ピアノロールの左側にある鍵盤を参考に、真ん中あたりの「C3」(ド)の高さにノートを一つ置いてみましょう。
- 次に、それよりずっと上の「C5」(2オクターブ高いド)の高さにもノートを一つ置いてみてください。
![第2回:音の正体 - 音の3要素(高さ・長さ・強さ)をDAWで見てみよう[AI] 2 「高さ」(ピッチ)](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-85-213x300.png)
再生ボタン(▶)を押して、音を聴き比べてみましょう。明らかに音の高さが違いますね。このように、ピアノロールでは、ノートを上に置けば置くほど音が高くなり、下に置けば置くほど音が低くなります。とてもシンプルです。
音の要素②:「長さ」(デュレーション)
次に分かりやすいのが「長さ」です。専門用語では「デュレーション」と言います。「ターー」という長い音、「タッ」という短い音、その違いのことです。
Studio Oneでの実践:ピアノロールの「横軸」が“長さ”を操る
ピアノロールで「長さ」を表現するのは「横の軸」、つまりノートの横幅です。
- 先ほど置いたノートは一旦消して(矢印ツールでノートを選択してDeleteキー)、もう一度「C3」にノートを一つ置いてみましょう。これが基本の長さだとします。
- 次に、ツールバーから「矢印ツール」(矢印のアイコン)を選びます。
- 入力したノートの右端にマウスポインターを合わせてみてください。カーソルの形が変わるはずです。
- その状態で、クリックしたまま右にグーーっとドラッグしてみましょう。ノートがどんどん長くなります。
- 逆に、短くもできます。再生して、短い「タッ」という音と、長い「ターー」という音を確認してみましょう。
![第2回:音の正体 - 音の3要素(高さ・長さ・強さ)をDAWで見てみよう[AI] 3 「長さ」(デュレーション)](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-87-300x285.png)
ピアノロールの背景にある方眼紙のマス目(グリッド)が、リズムの基準になります。ノートの長さがグリッドに沿って伸び縮みすることで、正確なリズムを生み出すことができるのです(リズムの詳しい話はまた後の回で!)。
音の要素③:「強さ」(ベロシティ)
さあ、最後の要素が「強さ」です。これが、音楽に表情や感情を与える、非常に重要な要素になります。専門用語では「ベロシティ」と言います。
これは、ピアノの鍵盤を「そっと優しく弾いた時の小さな音」と「力強く叩いた時の大きな音」の違いだと考えてください。同じ高さ、同じ長さの音でも、強さが違うだけで全く聴こえ方が変わります。
Studio Oneでの実践:ノートの下の“棒グラフ”が“強さ”を操る
ピアノロールで「ベロシティ」を調整するのは、少し隠れた場所にあります。
- 矢印ツールで、ピアノロールに置いたノートを一度クリックして選択してみてください。
- すると、ピアノロールの一番下に、そのノートに対応した縦の棒グラフが表示されませんか?これがベロシティを調整する場所です。
- まずは、「C3」に同じ長さのノートを2つ、隣同士に置いてみてください。
- 片方のノートを選択し、下に出てきた棒グラフのてっぺんをマウスでクリックしたまま、一番下まで下げてみましょう。
- もう片方のノートを選択し、今度は棒グラフを一番上まで上げてみてください。
![第2回:音の正体 - 音の3要素(高さ・長さ・強さ)をDAWで見てみよう[AI] 4 「強さ」(ベロシティ)](https://zesys.net/blog/wp-content/uploads/2025/11/image-88-226x300.png)
再生して聴き比べてください。同じ音の高さ、同じ長さのはずなのに、音量が全く違うことがわかりますね。また、Studio Oneではベロシティが高いノートは赤っぽく、低いノートは青っぽく色が変化します。これで、音を聴かなくても強さの度合いが一目でわかります。
第2回のまとめ
お疲れ様でした!今回は、全ての音楽の根源となる「音の3要素」について学びました。どんなに複雑な曲も、結局はこの3つの組み合わせでできています。
| 要素 | 専門用語 | Studio Oneでの操作場所 |
|---|---|---|
| 高さ | ピッチ | ピアノロールの「縦の位置」 |
| 長さ | デュレーション | ノートの「横の幅」 |
| 強さ | ベロシティ | ノートの下の「棒グラフの高さ」 |
まずはこの3つの要素を、ピアノロールで色々いじって、音がどう変化するのかを遊びながら試してみてください。次回は、いよいよ音楽理論の入り口、「ドレミ」の本当の名前について学んでいきます!
※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。