第4回:深みのある宝石ネイル!サファイアブルーの「ニュアンスアート」完全攻略

サファイア・ニュアンスネイルチップ作成講座、第4回です。

前回までで、つるんとした完璧なベース(土台)が出来上がりました。
いよいよ今回から、メインイベントである「アート工程」に入ります!

今回のテーマは「深みのあるサファイアブルーのニュアンス柄」です。

「ニュアンス(Nuance)」とは、フランス語で「微妙な違い」「色合い」という意味。
ネイルにおいては、「決まった形がなく、色の濃淡や混ざり具合を楽しむアート」のことを指します。

「絵心がないから不安……」という方も安心してください。
ニュアンスネイルに正解はありません。むしろ、「きっちり塗らない」ことが成功の秘訣なのです。

ネイルチップ
ネイルチップ

今回は、まるで天然石のサファイアのような奥行きを作るための、色の重ね方と「ぼかし」のテクニックを徹底解説します。

手順⑤:ベースカラー(サファイアブルー)のムラ塗り

まずはメインカラーとなる「サファイアブルー(シアーネイビー)」を塗っていきます。
ここで重要なのは、ベタ塗りするのではなく、あえて「ムラ」を作ることです。

【画像解説】透明感が命!

画像を見てください。筆に取ったジェルは、向こう側が透けそうなくらい「透明感(シアー感)」がありますね。
この透明感が、宝石のような奥行きを生み出します。普通のマットなネイビーでは、この質感は出せません。

「塗る」のではなく「置く」

さあ、塗っていきましょう。ですが、いつものように綺麗に伸ばしてはいけません。

【作業のポイント】
筆をペタペタと動かし、ジェルをチップの上に「置いていく」イメージです。
厚く乗っている場所(濃い青)と、薄く伸びている場所(薄い青)をランダムに作ります。

【正解の状態】
上の画像のように、まだら模様(mottled)になっていれば大成功です。
「塗るのが下手でムラになっちゃった」ように見えるかもしれませんが、これが次の工程で生きてきます。

ここで一度、ライトに入れて【硬化】させます。

手順⑥:濃い色の点置き(ドラッグアート準備)

ベースが固まったら、ここからは「ウェット・オン・ウェット」という技法を使います。
つまり、硬化させずにどんどん色を重ねて、最後に混ぜる方法です。

筆を「細筆(ライナーブラシ)」に持ち替えてください。

アクセントカラーの配置

不透明で濃い「ダークネイビー」を、ポイントで置いていきます。

【配置のコツ】
綺麗な水玉模様にする必要はありません。石の模様らしく、「いびつな形」で置いてください。
まずは右上(または左上)に一つ。

次に、対角線上の左下などに1〜2個追加します。
全体のバランスを見て、濃い色が偏りすぎないように散らしましょう。
※まだ硬化しません!

手順⑦:ホワイトラインの投入

次に、天然石の「クラック(ひび割れ)」や「模様」となるホワイトを入れます。
ここが一番繊細な作業です。

【画像解説】量は「極限まで少なく」

画像を見てください。筆先に白い塊はありません。
筆にジェルを馴染ませ、余分な量を拭き取った「カスカスの状態」に近いです。
白は膨張色なので、量が多いと太い線になり、一気に野暮ったくなってしまいます。

青の「隙間」を縫う

先ほど置いた「濃い青の点」の隙間にある、薄いブルーの部分に線を引きます。
「糸のように細く」シャッ、シャッと引くのがコツです。

この時点では、青と白がバキッと分かれていて「失敗かな?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
※まだ硬化しません!

手順⑧:ぼかし・マーブル化(最重要!)

さあ、今回のクライマックスです。
置いた色を混ぜ合わせて、魔法のように天然石模様に変身させます。

準備:筆を「溶剤」にする

筆についた白を拭き取り、「クリアジェル(透明)」を少量含ませます。
このクリアジェルが、色を溶かしてぼかすための「水」のような役割を果たします。

ステップ1:境界線を叩く(タップ)

まずは、濃い青のドットの「フチ」を、筆先でトントンと優しく叩きます。
クリアジェルと混ざり合い、輪郭がじわっと滲んできます。

ステップ2:S字ドラッグ(混ぜる)

ここがプロの技です。
筆を離さず、そのまま白のラインと青のドットを巻き込むように、「S字(うねうね)」に動かします。
直線を引くのではなく、煙を立たせるようなイメージで優しく誘導します。

【最重要】混ぜすぎ禁止の法則

初心者が最も陥りやすい失敗、それは「触りすぎて、ただの水色になってしまうこと」です。

上の画像(図解8-D)をよく目に焼き付けてください。
「濃い青」「白い筋」「透明な背景」の3色が、まだ別々に残っていますよね?
これが正解です。

色が完全に混ざり合う前に、筆を離す勇気を持ってください。
「もう少し触りたいな」と思う手前が、ベストな止め時です。

気に入った模様になったら、ジェルが流れて形が変わってしまう前に、すぐにライトに入れて完全硬化させます。


アートの土台が完成!

いかがでしたか?
チップの上に、深海のような、あるいは宇宙のような、奥行きのある世界が広がっているはずです。

もし失敗して色が混ざりすぎてしまっても、落ち込まないでください。
「それもまたニュアンス(味)」です。
何度か練習すると、ジェルの動かし方の感覚が掴めてくるはずです。

次回、第5回は「装飾(デコレーション)」編。
この美しいマーブル模様の上に、金箔とビジューを乗せて、さらに高級感を高めていきます。
「大きなストーンを乗せても取れない方法」も伝授しますので、お楽しみに!


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