【第8回】夏も冬も楽しめる！季節別フレーバーコーヒー活用術[AI]

確かに冷やすと香りの立ち方は穏やかになりますが、実はそれがメリットにもなるんです。
特におすすめなのが「水出し（コールドブリュー）」です。

お湯ではなく水でじっくり抽出することで、コーヒーの苦味や雑味が抑えられ、トロッとした甘みが引き出されます。ここにフレーバーが乗ると、まるで「香りのついたアイスティー」のような爽やかな飲み物になります。

夏こそ試してほしいのがこの3つです。

• ココナッツ：一口飲むだけで南国リゾート気分。ミルクを入れた「ココナッツ・オレ」も最高です。
• オレンジ・レモン系：柑橘の酸味とコールドブリューのクリアな味がベストマッチ。
• ミントチョコ：いわゆる「チョコミント」。冷たい喉越しと清涼感がたまりません。

麦茶ポットに粉と水を入れて冷蔵庫で一晩（8時間〜12時間）置くだけなので、作るのも簡単ですよ。

冬は「スパイス系」の出番です。
欧米では冬になると、シナモンやジンジャー（生姜）、ナツメグなどを使ったコーヒーがカフェの看板メニューになります。

特に有名なのが、秋から冬にかけて登場する「パンプキンスパイス」です。カボチャの甘い香りとスパイスの刺激が、冷えた体を芯から温めてくれます。

家で作るなら、シナモンフレーバーのコーヒーに、温めた牛乳と少しの砂糖、仕上げにパウダータイプのシナモンやナツメグを振るだけでも十分に雰囲気が出ますよ。
チャイ（スパイスミルクティー）が好きな方は、絶対にハマる味です。

イベントに合わせたフレーバー選びとトッピングで、一気に「おもてなし感」が出ます。

• ハロウィン（10月）：先ほどの「パンプキン」や「メープル」など、秋の味覚を。カップの縁にチョコソースを垂らしても可愛いです。
• クリスマス（12月）：「チョコレートラズベリー」や「ホワイトモカ」など、ケーキのような華やかな香りを。ホイップクリームを乗せて、赤と緑（ドライベリーやピスタチオ）を散らせば完璧です。
• バレンタイン（2月）：王道の「チョコレート」や「ヘーゼルナッツ」で甘いひとときを。

今回は季節ごとのフレーバーコーヒーの楽しみ方について解説しました。ポイントをおさらいしましょう。

• 夏：「水出し（コールドブリュー）」でココナッツや柑橘系をスッキリ楽しむ。
• 冬：「スパイス系」でチャイのように体を温める。
• イベント：季節の行事に合わせた香りとトッピングで、特別感を演出。

季節によって香りを選ぶようになると、コーヒーライフがもっと彩り豊かになりますよ。
次回は、健康志向の方必見！「第9回：ミルクと植物性ミルク（オーツ・ソイ・アーモンド）との相性実験」について解説します。牛乳以外で割ると味はどう変わるのか？検証しますのでお楽しみに。