「せっかくコスプレをしたのに、写真で見ると実物の良さが伝わらない…」
「背景が綺麗にボケた、プロみたいな写真を撮ってみたい!」
衣装やウィッグが完成したら、次はそれを記録に残す「撮影」のフェーズです。
しかし、いざカメラを買おうとすると種類が多すぎてわからなかったり、専門用語が難しくて挫折してしまったりする人も多いのではないでしょうか。

この記事では、カメラマンとしても活動する筆者が、「スマホと一眼レフの使い分け」と「脱オート撮影のための基礎知識」を解説します。
F値? ISO感度? 難しそうに聞こえますが、覚えることは実は3つだけ。これを理解すれば、あなたの写真は劇的にドラマチックになりますよ!
目次
1. 最新スマホはここまで撮れる!アプリとレンズの活用法

結論から言うと、初心者のうちは最新のスマートフォンで十分すぎるほど綺麗な写真が撮れます。
無理に高いカメラを買う前に、まずは手持ちのスマホのポテンシャルを100%引き出してみましょう。
1-1. 「ポートレートモード」を使い倒す
iPhoneやPixelなどに搭載されている「ポートレートモード」は、AIが被写体と背景を識別し、擬似的に背景をぼかしてくれる機能です。
これをオンにするだけで、一眼レフで撮ったような「主役が際立つ写真」になります。
- コツ:
被写体から少し離れ(2メートル前後)、背景との距離を空けると、より自然にボケます。
1-2. コスプレ必須の「加工アプリ」
コスプレ撮影において、ノーマルカメラを使うことは稀です。肌を綺麗に見せ、輪郭を整えるためのカメラアプリを活用しましょう。
- Ulike / SODA / BeautyCam:
リアルタイムで補正がかかるため、撮った瞬間に「盛れた」写真が確認でき、モチベーションが上がります。 - 注意点:
フィルターを強くかけすぎると画質が落ちたり、衣装の色味が変わったりします。「ナチュラル」設定を心がけましょう。
1-3. 100均の「クリップ式広角レンズ」
スマホの弱点は、狭いスタジオなどで全身を撮るのが難しいことです。
100円ショップなどで売っている「スマホ用広角レンズ」を付けると、広い範囲を写せるようになり、足を長く見せる効果も期待できます。
2. 一眼レフ・ミラーレスの違いと初心者におすすめのレンズ

「もっと暗い場所でも綺麗に撮りたい」「ポスターのような高画質な写真にしたい」
そう思ったら、レンズ交換式カメラの出番です。
2-2. 最初に買うべき「撒き餌(まきえ)レンズ」
カメラ本体に最初から付いている「キットレンズ(ズームレンズ)」も便利ですが、コスプレ撮影の醍醐味である「ボケ」を楽しむなら、ぜひ追加で買ってほしいレンズがあります。
それは「50mm F1.8」などの単焦点レンズです。
- 特徴:
ズームはできませんが、とにかく明るく、背景がトロトロにボケます。 - 通称:
非常に安価(2〜3万円台)で高性能なため、メーカーがユーザーをレンズ沼に引きずり込むための「撒き餌レンズ」と呼ばれています。
3. 脱オート撮影!「ボケ」を作るF値(絞り)の仕組み

ここからは、カメラの設定の話です。オートモードを卒業するために、まず覚えるべき最重要項目が「F値(絞り)」です。
3-1. F値とは「光の入り口の大きさ」
F値(えふち)を変えることで、写真の「ボケ具合」と「明るさ」が変わります。
| F値の状態 | 数値の例 | 写真の特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| F値が小さい(開放) | F1.8 / F2.8 | ・よくボケる ・写真が明るくなる | ポートレート、暗い場所、背景を整理したい時 |
| F値が大きい(絞る) | F8 / F11 | ・ボケない(全体にくっきり) ・写真が暗くなる | 集合写真、背景も綺麗に見せたい時、スタジオのセット撮影 |
💡 覚え方
「数字を小さくすると、背景がボケて、主役が浮き出る!」
まずはこれだけ覚えればOKです。コスプレ撮影では、F2.8〜F4あたりがよく使われます。
4. ブレを防ぐシャッタースピードと明るさを決めるISO感度

F値の次に大事なのが、「シャッタースピード」と「ISO感度」です。これらは主に「写真のブレ」と「画質」に関係します。
4-1. シャッタースピード(SS)
シャッターが開いている時間のことです。
ポーズを決めて静止しているレイヤーさんを撮るなら、「1/125秒」〜「1/200秒」が基準です。
- 遅すぎる(1/60秒以下):
手ブレしたり、被写体が少し動いただけでブレてしまいます。 - アクション撮影:
ジャンプやスカートを翻す瞬間を撮るなら、「1/500秒」以上の速さが必要です。
4-2. ISO感度(いそかんど)
カメラが光をどれくらい敏感にキャッチするかという数値です。
暗い場所でも、ISOを上げれば明るく写りますが、その代わり画質がザラザラ(ノイズ)になります。
- 晴れた屋外: ISO 100〜400(画質最高)
- 明るい室内: ISO 400〜800
- 暗いスタジオ: ISO 1600〜3200(ザラつき始める限界ライン)
5. 撮影モードは「Aモード(絞り優先)」から始めよう

「F値、シャッタースピード、ISO…全部設定するのは無理!」
そう思ったあなたに朗報です。プロでもよく使う便利なモードがあります。
5-1. Aモード(Avモード)とは?
モードダイヤルにある「A」または「Av」は、「絞り優先オート」という意味です。
これは、「F値(ボケ具合)だけ人間が決めるから、あとはカメラがいい感じに調整してね」というモードです。
5-2. 初心者向け設定フロー
- モードダイヤルを「A(Av)」に回す。
- 撮りたいイメージに合わせて「F値」を決める。(ボケさせたいなら一番小さい数字へ)
- 「ISO感度」を環境に合わせる。(オートでもOKですが、暗い場所なら手動で1600くらいまで上げる)
- シャッターを切る!
これだけで、失敗が少なく、かつ「一眼レフらしいボケのある写真」が撮れます。
慣れてきたら、全て自分で決める「Mモード(マニュアル)」に挑戦してみましょう。
まとめ
今回は、コスプレ撮影の第一歩となる「機材選び」と「カメラ設定の基礎」について解説しました。
記事の要点まとめ
- スマホでもアプリとポートレートモードを使えば十分戦える。
- 一眼デビューするなら「ミラーレス」+「単焦点レンズ」が最強の組み合わせ。
- F値: 小さくすると背景がボケる(コスプレ撮影の基本)。
- シャッタースピード: 1/125秒以上をキープしてブレを防ぐ。
- ISO感度: 暗い時は上げるが、上げすぎると画質が落ちる。
- 初心者はまず「Aモード(絞り優先)」でF値を操作する楽しさを知ろう。
写真は「光」を記録する遊びです。設定を少し変えるだけで、同じ場所でも全く違う雰囲気の写真になります。
次回は、その「光」を自在に操るためのライティング編です。自然光の活用法から、ストロボを使ったドラマチックな撮影までを解説します。
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- 今の立ち位置: 全11回中、今回は【第8回】です。
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探偵はいつも迷子ですw