レポートのテーマが決まらない?AIに丸投げして3秒で構成案を作るプロンプト

「『現代社会における〇〇の問題について論ぜよ』……いや、範囲が広すぎて何を書けばいいか分からない!」
「Wordを開いたはいいけれど、最初の一行目が思いつかなくてスマホをいじってしまう……」

レポート課題で最もエネルギーを使うのは、実は「書くこと」そのものよりも、「何を書くか(テーマ決め)」と「どう組み立てるか(構成)」を決める段階ではないでしょうか?

AIレポート攻略術
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この「産みの苦しみ」こそ、AIに任せるべき仕事です。ChatGPTは、0から1を生み出すブレインストーミングや、情報を論理的に並べ替える構成作りにおいて、人間よりも遥かに高速です。

第2回となる今回は、漠然とした課題文から、教授が唸るような「レポートの設計図(アウトライン)」を3秒で作成するプロンプトを紹介します。この骨組みさえできれば、レポートはもう8割終わったようなものです。

良いレポートは「構成」で9割決まる!いきなり書き始めてはいけない理由

多くの学生がやりがちな失敗は、構成を考えずにいきなり「私は〜と思う」と書き始めてしまうことです。これでは、途中で話が脱線したり、文字数が足りなくなって無理やり引き伸ばしたりする「継ぎ接ぎだらけのレポート」になってしまいます。

AIは「論理の骨組み」を作るプロフェッショナル

アカデミックなレポートには、必ず守るべき「型」があります。

パート役割理想的な配分
序論(導入)問題提起、背景、このレポートで何を明らかにするか約10〜15%
本論(展開)具体的な事実、データ、考察、議論の中心約70〜80%
結論(まとめ)序論の答え合わせ、今後の課題、要約約10〜15%

この黄金比率を意識しながら、ゼロから構成を練るのは至難の業です。しかし、「レポート 構成 AI」を活用すれば、この型に沿った美しい目次を一瞬で生成できます。

AIは「創造性」よりも「論理的な構造化」が得意です。まずはAIに設計図(構成案)を描かせ、人間であるあなたが現場監督としてチェックする。これが最短ルートです。

テーマが決まらない時に。切り口を無限に出す「壁打ちプロンプト」

「自由にテーマを決めて書きなさい」と言われるのが一番困りますよね。そんな時は、AIに「壁打ち相手」になってもらい、興味のある切り口が見つかるまでアイデアを出させましょう。

【コピペ用】テーマ出しプロンプト

以下のプロンプトをChatGPTに入力してみてください。

命令書:

Markdown
あなたは大学の教授です。以下の課題に対して、学生が取り組みやすく、かつ評価されやすい具体的なレポートのテーマ案を5つ提案してください。

課題の内容:
[ここに課題文や講義名を入力(例:『日本国憲法』の講義で、現代社会の問題と関連づけて論じる)]

条件:
1. それぞれ異なる視点(歴史的視点、経済的視点、倫理的視点など)からのテーマにすること。
2. 大学生がネットや図書館で資料を集めやすいテーマにすること。
3. 各テーマについて、どのような結論に持っていくか(仮説)を一言添えること。

AIが出してきた5つの案の中から、「これなら書けそう」「これなら少し興味がある」というものを選びましょう。もし気に入らなければ、「もっと身近なSNSに関連するテーマで」などと追加指示を出せばOKです。

【決定版】「導入・本論・結論」の黄金比を一瞬で作る構成プロンプト

書きたいテーマが決まったら(あるいは課題で指定されていたら)、いよいよ「構成案」の作成です。ここが今回のハイライトです。

【コピペ用】最強の構成作成プロンプト

このプロンプトを使えば、文字数配分まで考慮した完璧な目次が出来上がります。

命令書:
以下のテーマで大学のレポートを作成します。論理的でアカデミックな構成案(アウトライン)を作成してください。

テーマ:
[ここに決定したテーマを入力(例:AI技術の進化が雇用に与える影響について)]

要件:
・全体の文字数:[例:3000字]
・構成:序論、本論(3つの章に分ける)、結論の構成にすること。
・各章に割り当てる文字数の目安を記載すること。
・各章で書くべき「具体的なトピック」や「キーワード」を箇条書きで示すこと。
・文体は「だ・である」調を想定。

出力結果の活用法

AIが出力した構成案は、そのままWordにコピペして「見出し」として使いましょう。これだけで、真っ白だった画面に道筋が出来上がります。
「本論」が3つに分かれていることで、1つ1つの章は短くなり、執筆のハードルが下がります。

💡 ここがポイント!
AIが出した構成案を見て、「この章は難しそうだな」と思ったら、「第2章をもっと具体的な事例(例えば〇〇)に変えて」と修正指示を出しましょう。書く前に修正するのがコツです。

そのままではダメ?「先生好み」に仕上げるためのひと工夫

AIが作った構成は「優等生」ですが、時に「教科書的すぎて面白くない」場合があります。そこで、あなただけのオリジナリティ(=評価Sへの鍵)を足す作業が必要です。

1. 授業キーワードを盛り込む

教授は「自分の授業を聞いていたか」を確認したがります。AIに構成を作らせた後、次のように指示して修正させましょう。

この構成案のどこかに、講義で習った「[授業で出てきたキーワード]」という概念を組み込んで、再構成してください。

2. 具体的な事例を指定する

AIは抽象論が好きですが、レポートでは具体例が命です。
「本論1」などで一般的な理論を語らせたら、「本論2」ではあなたの身近な事例や、最近のニュースを取り上げるよう指示します。

これで、「AIの論理構成力」×「授業の内容」×「あなたの視点」が組み合わさった、隙のないレポート構成が完成します。

まとめ:設計図があれば、執筆は「作業」になる

今回のポイントをおさらいします。

  • いきなり書き始めるのはNG。まずは「設計図(構成)」を作る。
  • テーマが決まらない時は、AIに複数の切り口(視点)を提案させる。
  • 「序論・本論・結論」の文字数配分までAIに指定して構成案を作らせる。
  • 授業のキーワードを後から足すことで、評価されるレポートになる。

さあ、これで手元には完璧な「目次」と「各章で書くべき内容のメモ」がある状態になりました。
次に必要なのは、その中身を埋めるための「確かな情報(ソース)」です。

AI(ChatGPT)は嘘をつくことがあるため、情報の裏取りなしに本文を書かせるのは危険です。
次回は、信頼できる論文や文献を、AIを使って爆速で探し出し、参考文献リストまで自動で作る方法を解説します。


シリーズナビゲーション

  • 今の立ち位置: 全9回中、今回は【第2回】です。
  • 次回予告: 文献探しが面倒な君へ。Perplexity AIで信頼できる論文・資料を即座に見つける方法

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