【第5回】Playground(遊び場)応用編|会話の保存・共有・編集テクニックをマスター[AI]

こんにちは!GoogleのパワフルなAI「Gemini」をブラウザで手軽に試せるGoogle AI Studio。その便利さに、日々驚いている方も多いのではないでしょうか。

AIとの対話を重ねる中で、「この素晴らしい回答を引き出したプロンプト(指示)、消えずに取っておきたい」「この試行錯誤の過程を、他の人にも見せたい」と感じる瞬間はありませんか?

今回の第5回では、そんなあなたのためのGoogle AI Studio応用編として、プロンプトの履歴を確認・再利用し、さらに共有するためのテクニックを、現在の最新画面に沿って、一つひとつ丁寧に解説していきます。

Google AI Studio
Google AI Studio

この記事でわかること

  • 過去のプロンプト(会話)の履歴をどこで確認できるか
  • 過去の履歴を再利用・編集して、プロンプトをさらに改善する方法
  • 特定の会話履歴を他の人と共有する手順

これらのテクニックをマスターすれば、もう一度同じプロンプトを入力する手間が省け、AIとの対話の質をさらに高めていくことができます!


会話履歴の確認と再利用:試行錯誤はすべて記録されている

「あのプロンプト、どこかに行ったかな?」と心配する必要はありません。Google AI Studioでは、あなたがAIと交わした会話は自動的に記録されています。

ステップ1:「History」で過去の会話一覧を見る

特別な保存操作は不要です。過去の会話はすべて「History」にあります。

  1. 画面の左側にあるメニューの中から、「History」(時計のようなアイコン)をクリックします。
  2. クリックすると、これまでに行った会話の履歴が、新しいものから順に一覧で表示されます。

ここが、あなたの試行錯誤のすべてが詰まったデータベースになります。

ステップ2:過去の会話を呼び出して編集・再実行する

過去の成功例や、もう少しでうまくいきそうだったプロンプトを、簡単に再利用できます。

  1. 「History」の一覧から、再利用したい会話をクリックします。
  2. すると、その時のプロンプトとAIの応答が画面に完全に再現されます。
  3. プロンプトの入力欄は、そのまま編集可能な状態になっています。内容を少し修正したり、条件を付け加えたりして、再度「実行」ボタンを押してみましょう。

このように、過去の資産を土台にして、より優れたプロンプトへと改善していくサイクルを効率的に回すことができます。


会話の共有方法:Google Drive連携で簡単にシェア

「このAIの回答、すごいから見て!」そんな時は、会話の履歴を丸ごと共有しましょう。Google AI Studioの履歴は、実は皆さんのGoogle Driveと連携しています。

ステップ1:共有したい会話のリンクを取得する

現在のGoogle AI Studioでは、「共有ボタン」を押すのではなく、ブラウザのアドレスバーを利用するのが最も確実で簡単な方法です。

  1. まず、共有したい会話を「History」から開きます。
  2. その会話が画面に表示された状態で、お使いのWebブラウザのアドレスバーに表示されているURLをすべてコピーします。
  3. コピーしたURLが、その会話専用の共有リンクになります。

ステップ2:アクセス権限を管理する

共有する前に、誰がその会話を閲覧できるのかを設定する必要があります。これはGoogle Driveの共有機能と連動しています。

  1. 共有したい会話を開いた状態で、画面の右上に注目してください。人の形をした「共有」アイコンがあります。
  2. この「共有」アイコンをクリックすると、見慣れたGoogle Driveの共有設定ダイアログが開きます。
  3. ここで「一般的なアクセス」を「リンクを知っている全員」に変更したり、特定のGoogleアカウントを持つユーザーにのみ閲覧権限を与えたりすることができます。
  4. 権限を設定した後、先ほどコピーしたURLを相手に送れば、安全に会話内容を共有できます。

【重要】 共有する会話に、個人情報や外部に出せない情報が含まれていないか、共有前に必ず再確認する習慣をつけましょう。


会話履歴の管理:不要な履歴を整理する

試行錯誤を重ねると、履歴もたくさん溜まっていきます。時には整理して、重要な会話を見つけやすくしましょう。

履歴を削除する方法

  1. 左側メニューの「History」を開きます。
  2. 削除したい会話の履歴にマウスカーソルを合わせると、右側にメニューアイコン(︙)が表示されます。
  3. メニューアイコン(︙)をクリックし、「Delete prompt」を選択します。
  4. 確認のメッセージが表示されるので、「Delete」をクリックすると、その履歴が一覧から削除されます。

これにより、ライブラリを常に自分にとって価値のあるプロンプトで満たしておくことができます。


まとめ:自動保存される履歴を使いこなし、AI活用を効率化しよう

今回は、Google AI Studioに自動で記録される会話履歴を、最大限に活用するための確認・再利用・共有のテクニックを解説しました。

今回学んだことの振り返り

  • 確認と再利用: 過去の会話は左側メニューの「History」に自動保存されており、クリック一つで呼び出して編集・再実行できる。
  • 共有: 共有したい会話を開き、ブラウザのアドレスバーのURLをコピーする。アクセス権限は右上の「共有」アイコンから設定する。
  • 管理: 「History」の一覧から、不要になった会話は簡単に削除して整理できる。

「ボタンを押して保存する」という一手間がない分、より直感的に過去の試行錯誤を活かせるのが現在のGoogle AI Studioの優れた点です。ぜひこれらの機能を使いこなし、あなたのAI体験をより豊かで効率的なものにしてください。


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迷子探偵やもやも [AI]

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