こんにちは！前回はGoogle AI Studioへのログイン方法を学び、いよいよAIの世界への扉を開きましたね。しかしいざログインしてみると、専門的な画面が広がっていて「どこから手をつければいいの？」と戸惑ってしまうかもしれません。
ご安心ください！今回は、本格的にAIを使い始める前の準備体操として、Google AI Studioの全体像、いわば「ツールの地図」を一緒に確認していきましょう。各メニューがどんな役割を持っているのかを先に理解しておくことで、今後の学習が驚くほどスムーズになりますよ。
この記事でわかること
- 「Gemini 3」や「Nano Banana」など、選べるAIモデルの特徴
- 画像や動画も選べる？新しい「タブ」機能の使い方
- 新しくなった左側メニュー（Playground, Build）の完全解説
- APIキーの場所と、AIの記憶容量「トークン」の基礎知識
- Google AI Studio全体の操作の流れ
この記事を読み終えれば、あなたはもう迷子になることはありません。自信を持ってAIとの対話に進む準備が整います！
スタート地点：ホーム画面で「相棒」を選ぼう
Google AI Studioにログインすると、最初に表示されるのがこの画面です。ここには、Googleが開発した様々なAIモデルがカタログのように並んでいます。
1. 目的に合わせて「タブ」を切り替える
画面の上部に「Featured」「Gemini」「Live」「Images」「Video」「Audio」といったボタン（タブ）が並んでいるのが分かりますか？
以前はテキスト用AIがメインでしたが、最新版では「何をしたいか」に合わせて表示を絞り込めるようになりました。
- Gemini: 会話や文章作成、プログラミングなど、万能なテキスト対話を行いたい時に選びます。
- Images: 画像生成や編集を行いたい時に選びます。
2. 注目の最新モデル解説
画像に表示されている、ユニークで強力なモデルたちを紹介しましょう。名前が可愛いですが、中身は超高性能です！✦ Gemini 3 Pro Preview（ジェミニ 3 プロ）
リストの一番上にある、青い星のアイコンのモデルです。
これはGoogleのAIの中でも「最も賢い（Most Intelligent）」とされる最新のフラッグシップモデルです。
- SOTA Reasoning: 「SOTA（State-of-the-art）」とは「現時点で世界最高峰」という意味。圧倒的な推論能力を持っています。
- Vibe coding: 説明文にあるこの言葉は、直訳すると「雰囲気コーディング」。プログラマーのように厳密な指示をしなくても、「こんな感じの動きにして」という直感的な指示（バイブス）を汲み取ってコードを書いてくれる驚異的な能力を示唆しています。
迷ったら、まずはこの「Gemini 3 Pro」を選んでおけば間違いありません。
🍌 Nano Banana / Nano Banana Pro
「バナナ？」と二度見してしまう名前ですが、アイコンを見てください。これは画像生成・編集に特化した最新モデルです。
“State-of-the-art image generation” とある通り、テキストから高品質な画像を作り出したり、既存の画像を編集したりする際に使います。Pro版の方がより高画質で細かい指示が効くと思われます。
文章だけでなく、こうした「画像専門のAI」も同じ画面から使えるのがGoogle AI Studioの凄いところです。
新しくなった左側メニューを完全攻略
ご提示いただいた画像のように、最新のGoogle AI Studioではメニュー構成が整理されています。大きく分けて「上部の作業エリア」と「下部の管理エリア」の2つに注目しましょう。
1. 上部のメインメニュー（作業エリア）
・Playground（プレイグラウンド）
ここが私たちの主戦場です！「遊び場」という意味ですが、実際にはAIと対話し、プロンプト（命令文）を作成・テストするメイン画面になります。
ここをクリックすると、チャット画面が開いたり、過去に保存したプロンプトの一覧が表示されたりします。「作業をするならまずここ！」と覚えておきましょう。
・Build（ビルド）
ここは少し未来の話になります。「建設する」という意味通り、AIをさらにカスタマイズしたり、独自のチューニングモデルを作成したりする「工房」のような場所です。
最初はあまり使いませんが、「慣れてきたら自分専用の賢いAIを作れる場所」として頭の片隅に置いておいてください。
・Dashboard（ダッシュボード）
車のメーターパネルのようなものです。あなたがAPIをどれくらい使用したか、エラーが出ていないかなどのステータスを確認できます。無料枠で使っている間はあまり気にする必要はありません。
・Documentation
Google公式の説明書（マニュアル）へのリンクです。英語のドキュメントが主ですが、技術的な詳細を知りたい時に役立ちます。
2. 下部の管理メニュー（設定エリア）
以前は画面上のあちこちにあった設定項目が、左下にスッキリとまとめられました。
🔑 Get API key（APIキーの取得）
非常に重要なボタンです！ 第2回で解説した「APIキー（魔法の鍵）」はここから取得・管理します。
他のアプリでAIを使いたくなったら、迷わず左下の鍵マークを探してください。
⚙️ Settings（設定）
画面のテーマ（ライトモード/ダークモード）の切り替えなどはここに移動しました。画面が眩しすぎると感じたら、ここからダークモードに変更してみましょう。
特に重要なのは「Home」と「API keys」です。まずはこの2つの場所を覚えておけば、操作に迷うことは少なくなるでしょう。
まとめ：ツールの「地図」を頭に入れよう
今回は、最新の画面デザインに合わせてGoogle AI Studioの全体像を解説しました。
ポイントを整理しましょう。
Google AI Studio 操作の基本マップ
- Home / Playground でAIとの対話をスタートする。
- Build は上級者向けの「工房」（最初はスルーでOK）。
- 左下の Get API key で鍵を取り出す。
- Settings で画面を見やすく調整する。
以前のバージョンよりもメニューが整理され、「作る場所（上）」と「設定する場所（下）」が明確に分かれたことで、実は初心者にとっても使いやすくなっています。
これで、あなたもGoogle AI Studioの全体像を掴めたはずです。どこに何があるかが分かっていれば、新しいツールを学ぶ不安も大きく和らぎますね。
次回予告：いよいよAIと対話開始！プロンプト入力の基本
さあ、準備は万端です！次回はいよいよ、メイン機能である「Playground」をクリックして、AIとの記念すべき初対話を体験します。
ただ話しかけるだけでなく、「System Instructions（AIへの役割指示）」を使った、Google AI Studioならではの高度な命令方法にもチャレンジしますよ。お楽しみに！
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※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。