
「会議が終わった……。でも、ここからが本当の地獄だ……」
1時間の会議を終えて席に戻り、手元のノートを見る。そこにあるのは、自分でも解読するのが難しい走り書きや、矢印だらけの断片的なキーワード。
「あれ、この『田中』ってどういう意味だっけ?」「この数字は予算? それとも期限?」
記憶を必死にたどりながら、パズルのように文章を組み立て、上司に出せる綺麗な日本語に整える。
たった1時間の会議の議事録を作るのに、また1時間かけてしまっていませんか?
これは非常に生産性が悪い時間の使い方です。
「この意味不明なメモを、誰かが勝手にきれいにまとめてくれたらいいのに」
その願い、AIなら叶えられます。
AIを使えば、「箇条書きの殴り書き」をそのまま投げ込むだけで、完璧にフォーマットされた議事録が一瞬で完成します。
目次
なぜ、議事録作成にAIを使うべきなのか?
AI(ChatGPTなど)が持つ最大の武器は、「文脈の補完力」です。
人間が読むと「主語がない」「てにをはが抜けている」「体言止めばかり」のメモでも、AIは「前後の流れからして、これはAさんが発言した内容だな」「これは決定事項ではなく、検討課題だな」と推測し、自然な文章に補ってくれます。
あなたは、「綺麗に書こう」と意識する必要はありません。
会議中は議論に集中し、メモはキーワードだけでOK。
あとはAIという優秀な書記が、それを美しいビジネス文書に「翻訳」してくれます。
【実践手順】スマホ/PCで完結!3ステップ

清書にかかる時間は、コピー&ペーストの数秒だけです。
- メモを用意する
PCのメモ帳やスマホに残した、会議の雑なメモをコピーします。
(手書きノートの場合は、スマホのカメラで文字認識(OCR)してテキスト化するか、音声入力で読み上げると早いです) - AIアプリを起動する
ChatGPTなどのAIチャットアプリを開きます。 - プロンプトとメモを送信
下の「コピペ用プロンプト」を貼り付け、その下にメモを貼り付けて送信ボタンを押します。 (ここにChatGPTにメモを貼り付けている画面のスクショを貼る)
【状況別】コピペで使えるプロンプト集
メモの乱雑具合や、提出先のフォーマットに合わせて使い分けてください。
以下のテキストをコピーして、AIに送るだけです。
パターン1:【基本】雑なメモを整理整頓したい時
とにかく箇条書きのメモを、他人に見せられる状態にしたい時に。
# 命令書
あなたは「優秀な議事録作成者」です。
以下の[会議メモ]は、会議中に急いで取った殴り書きです。
これを第三者が見ても理解できるように、論理的かつ簡潔なビジネス文書に清書してください。
# 出力形式
1. **【決定事項】**(何が決まったか、結論のみ簡潔に)
2. **【保留・検討事項】**(何が未決で、どのような課題が残ったか)
3. **【ネクストアクション】**(誰が・いつまでに・何をするか)
# 会議メモ
[
ここにメモを貼り付け
]パターン2:【詳細】社内フォーマットに合わせたい時
日時、参加者、議題など、項目の漏れがないしっかりした議事録が必要な時に。
# 命令書
あなたは「几帳面なプロの秘書」です。
以下の[メモ]の内容を整理し、指定された【フォーマット】に従って正式な議事録を作成してください。
情報が不足している項目は「(記載なし)」としてください。
# フォーマット
■会議名:
■日時・場所:
■参加者:
■議題(アジェンダ):
■決定事項(★最重要):
■議論の概要(要約):
■タスク(担当者と期限を明記):
■次回予定:
# メモ
[
ここにメモを貼り付け
]パターン3:【応用】音声入力や文字起こしデータの要約
「えー」「あー」などのフィラー(無駄な言葉)が多い、話し言葉のログを整理したい時に。
# 命令書
あなたは「編集のプロフェッショナル」です。
以下の[文字起こしテキスト]は、会議の録音データです。
「えー」「あのー」などの不要な言葉(フィラー)や話の脱線部分は削除し、要点をまとめて読みやすい議事録に要約してください。
# 編集ルール
・文体は「だ・である」調の常体で統一すること。
・発言者ごとの主張を明確にすること。
・重要な数字や固有名詞は漏らさず記載すること。
# 文字起こしテキスト
[
ここに文字起こしテキストを貼り付け
]実行結果のイメージ
パターン1(基本)を使って、かなり雑なメモを清書させた例です。
AIの「文脈補完力」に注目してください。
📝 元のメモ(Before):
「A案採用で決定。予算は50万までかな。B案はデザイン微妙だからなしで。田中に来週までに見積もり取らせる。佐藤はスケジュールの線表引くこと。次回は金曜10時。」✨ AIの清書(After):
■議事録
1.【決定事項】
・採用案の決定:比較検討の結果、A案を採用とする。
※B案については、デザイン面の課題を考慮し、今回は見送ることとなった。
・予算上限の確定:本件に関する予算は、50万円を上限とする。
2.【保留・検討事項】
・特になし
(本日の会議において、主要な方針および担当分担については合意済み)
3.【ネクストアクション】
| 担当者 | 内容 | 期限 |
| :--- | :--- | :--- |
| 田中 | 採用案(A案)に基づいた見積書の取得 | 来週中 |
| 佐藤 | 詳細なプロジェクトスケジュール(線表)の作成 | 速やかに |
| 全体 | 次回定例会議の実施 | 次回金曜日 10:00〜 |うまくいかない時は?(修正のコツ)
AIが固有名詞やニュアンスを取り違えてしまう場合の対処法です。
ケース1:人名や専門用語が間違っている
AIは社内の人間関係を知りません。
→ プロンプトの冒頭に「登場人物:田中(営業部)、佐藤(開発部)」のように前提情報を入れておくと精度が上がります。
ケース2:重要な発言がカットされた
→「要約しすぎないで。〇〇さんの発言については詳細に残して」と追加指示を出しましょう。
ケース3:口調が合わない
→「もっと堅い表現で」「社内向けなので、少し柔らかい表現で」など、トーンを指定すれば一瞬で書き直してくれます。
関連リンク・まとめ
今回使用したツールはこちらです。
- ChatGPT (OpenAI) – 文章の整形・要約に最適。
- LINE WORKS AiNote – 会議の録音と文字起こしを自動でやってくれる便利ツール(AI要約機能あり)。
議事録作成は重要な仕事ですが、そこに時間をかけすぎても利益は生まれません。
AIという優秀な書記に「清書」を任せることで、あなたは会議の中身や、次のアクションに集中できるようになります。
さあ、今日の会議メモから、早速AIに投げ込んでみましょう!
※本ブログはこの一文以外は、AIによる記載です。内容にウソが含まれている可能性がありますので、ご注意ください。写真もAIで作成しています。
探偵はいつも迷子ですw